房作りと最新のジベ処理適用表
殆どの品種は開花前〜開花始めに房作りが必要です。大きい房は肩から2〜8段、適当な房になるよう切り下げ、房尻を数cm切り詰めると、花流れのない見事な房になります。主要品種については「ブドウ栽培書」に図や写真で説明されていますので希少品種も房の形の似ている品種に倣って房作りして下さい。実止まり後の摘粒は粒の大きさに合わせて一房の粒数を決め、10gなら50粒で房重500g、15gなら33粒と計算します。
ジベ処理は種なし化、早熟化、果粒肥大化、着粒安定化などの効果があり、品種により処理濃度や回数、時期に差があります。平成19年3月にジベレリンとフルメットのブドウに対する適用拡大が登録されました。ブドウは品種群に区分して登録されましたので、殆ど全てのブドウ品種に両者とも安心して使用することが出来るようになりました。
下記の「最新の適用表」をご参照下さい。なお処理に適さない品種もありますので、ご注意ください。