●注目のマンズ・レインカット栽培
 垣根栽培にビニール被覆を組み合わせたレインカット栽培が注目されています。ワイン用、生食用ブドウのどちらにも適します。マンズワインに勤めていた志村富男氏の考案による栽培法です
 試験の結果、4年目に成園化し、10a当当たり1.6〜2.0tの収量になり、高糖度の品質高い果 実になります。裂果、腐敗果がなく、好結果が得られています。
 栽培法は1.栽植本数10a当たりワイン用-250本、生食用150本。2.畝幅は2.5〜2.7m、株間はワイン用-1.5m、生食用-2.5m。3.収量 はワイン用は1.5〜1.7t、生食1.8〜2.2t。4.ブドウが成る位置は地上1〜1.2m、その上に2本の針金を通 し、新梢長は1.2m。5.整枝剪定はワイン用は1株4本、生食は8〜10本とする。6.1株当たり新梢数は35本程度。7.房数はワインは1枝2房、生食は1枝1房とし、500g以内、1株30房とする。8.摘芯は重要。2〜3回行い、最上段から20〜30cm伸びた頃に第1回目を行います。それ以降は植木鋏で刈り込んで下さい。
 雨を当てないため薬剤散布は少なくてすみます。被覆はベレーゾン期(水が入り果 粒が透明になる時期)に行い、除袋すると直射光線が当たり、果皮が強くなります。着色期には、元葉2枚を摘葉して着色を計ります。レインカット栽培では、リザマート、甲斐路、赤嶺、ロザリオビアンコ、ロザリオロッソなど高級欧州種が成功しています。
 詳しい栽培法や資材については下記2社にお問い合わせ下さい。

  マンズワイン(株)
〒409−1306
山梨県東山梨郡勝沼町山400番地
勝沼工場
TEL0553−44−1151

片山鉄建(株)東京営業所
〒271−O064
松戸市上本郷170(北松戸工業団地)
TEL0473−69−2211〕
●生食用品種の3年目の整枝予想図